近年の目覚しい情報技術の発展に伴い、ITエンジニアたちが国境を越えて活躍しています。日本も例外ではなく、国内のIT企業や国外の日系企業などさまざまな場で、外国人と日本人が一緒に働く機会が増えています。
こうした状況の中、問題になるのが言葉の壁。ITに関する専門的な知識や技術があっても、日本語で伝えられずもどかしい……そんな外国人エンジニアの声を聞き誕生したのが『しごとの日本語 IT業務編』です。
主な対象レベルは日本語学習の中級程度ですが、少なくとも初級前半を終えており、動詞の活用など初歩的な事柄をマスターしていれば、総合テキストと平行してご使用いただけます。
本書は以下の3つの章で構成されています。
第1章「ウォームアップ」
中国とインドで求人ポスターを見た2人の外国人エンジニアが日本へ旅立つまでのストーリーを楽しみながら、初級文法の確認をします。
第2章「場面で覚える」
システム開発の流れに沿って、プロジェクトチーム内で必要になる会話を再現しています。2人の外国人エンジニアが日本人の上司や同僚といろいろな障害を乗り越えながら、システムを完成させていきます。
第3章「仕様書を読む」
システムの機能を表したフローチャートを見ながら、エンジニアに欠かせない「仕様書」を日本語で理解するための読解力と語彙力を身に付けます。
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